インフルエンザワクチンの注意事項
【インフルエンザワクチンについて】
インフルエンザワクチンを接種することで、感染を予防したり、感染しても症状を軽くすることが期待できます。
インフルエンザは年によって流行する型が異なりますので、毎年接種をお勧めします。
●副反応
・注射反応:注射したところが赤く腫れたり、熱を持ったりすることがあります。通常は数日で消失します。
・発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、嘔気、下痢、関節痛、筋肉痛、めまい、リンパの腫れなども起こることがあります。通常2~3 日で消失します。
・過敏症:発しん、蕁麻疹、湿疹、 紅斑、かゆみなどがまれに起きることがあります。
・卵アレルギーのある方は強い副反応を生じる可能性がありますので、必ず医師に申し出て下さい。
・また、治療中の病気がある方は主治医にインフルエンザ予防接種が可能かどうかご相談してください。
●接種前の注意事項
・当日37.5℃以上の方は接種できません。
・1週間以内にかぜ、腹痛、下痢などがあった方や治療した方は予防接種をお受けできません。
・来院後、受付にて体温を測定させていただきます。
・過去に予防接種でアレルギーやショック、けいれんなどを起こしたことのある方は、ご予約時にご相談ください。
・妊娠の可能性のある方、心臓、腎臓、肝臓や血液・免疫系に病気のある方は、ご予約時にご相談ください。
・保険証を必ずご持参ください。
・生ワクチン(麻疹風疹混合、水痘、おたふく等)接種後にインフルエンザワクチンを接種する場合は、42週間以上の間隔を空けて下さい。
・不活化ワクチン(B型肝炎、日本脳炎等)接種後にインフルエンザワクチンを接種する場合は、1週間以上の間隔を空けて下さい。
・新型コロナワクチン接種後にインフルエンザワクチンを接種する場合は、2週間以上の間隔を空けてください。
・新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは同時接種が可能です。(2022年10月1日現在)
●接種後の注意事項
・接種後30分は副反応が起こる可能性もあるので、クリニック近くで静かにお過ごしください。
・接種後の入浴は可能です。注射部分をこするのはお控えください。
・接種後の飲酒や激しい運動はお控えください。
・高熱、けいれんなど副反応がみられた場合は、直ちに医師の診察をお受けください。