乳がんチェック 自己触診の方法
乳腺科今はご自宅で過ごす時間が多いと思います。この機会に乳がんのセルフチェックをしてみませんか?
乳がんは、痛みなどの症状がなく検診を受けることが大事なのですが、日ごろから自分で乳房とをチェックすることで早めにしこりに気付くこともあります。
当院では都が配布している「乳がんcheck!~乳がんの自己触診法~」を院内掲示し、ご希望の方にお配りしています。お気軽にお問い合わせください。
目で見てチェック
鏡の前で3つの姿勢で観察します。
1.手を下ろして
2.手を腰に当てて
3.手を上にあげて
チェックするポイント
☑乳房の左右差がないか
☑乳房の皮膚表面にえくぼのようなくぼみやひきつれがないか
☑乳頭の変形や異常がないか
☑乳頭から異常な分泌物はないか
触ってチェック
【触る手】 左乳房は右手で、右乳房は左手でチェック
【触る範囲】鎖骨から肋骨の下まで、外側は脇の下まで触りましょう
【触り方】 指を閉じた状態にして、指の腹で軽く乳房を押しながら滑らすように小さく動かします。
!注意!指を開き乳房をつかむように触ってしまうと、乳腺そのものをつまんでしまいわかりづらくなります。
【手の動かし方】
1.渦を書くように
2.のの字を書くように
3.上下に平行に動かすように
4.左右に平行に動かすように
5.最後に乳頭を軽く絞り分泌がないかチェック
しこりや分泌があっても良性の変化のこともよくあります。気が付いたら、一人で悩まずに乳腺外科を受診して検査を受けましょう!