日本女性医学学会総会に参加してきました

日本女性医学学会の学術総会に参加してきました。今年は九州大学の加藤先生が会長で、福岡県で行われました。

2日間にわたり、女性医学について漢方薬やピルの使用など実践的なところから、基礎研究の最先端、女性の社会進出やワクチン認可等に関する行政・政治的な実情など幅広く学んできました。

―女性の一生を診る- というテーマは、私がクリニックを始める前に目標に掲げた「女性をトータルで診る」に似ていてシンパシーを感じました。

今学会のランチョンセミナーで東京大学の平池先生がおっしゃった「職域拡大」という言葉が印象に残っています。例えば、婦人科の先生が下腹部痛を診察するときに、もちろん婦人科知識に基づくアプローチは必要なのですが、さらに便秘の有無をチェックし便通コントロールにも精通することで、患者のためにも自分自身のためにもなるといったような趣旨です。
この医療者目線からいう「職域拡大」ということが、患者様にはプラスになると感じて私も研鑽を積んでいますが、実は容易なことではありません。
この学会で、同じような思いの先生が複数いらっしゃることを実感して、大変心強く感じました。

私は一般外科・乳腺外科としての経験を活かして、女性内科も習得し、女性の身体を総合的に診ることを目指しています。私自身は産婦人科医ではないので、出生前や成長発達期は診ることはできませんので「一生」は無理ですが、当院の産婦人科専門医の先生と共に、ほぼすべての女性を「トータル」で診る医療を実践すべく、日々努力をしております。