婦人科

子宮頚部細胞診

• 子宮頚がん検査
• 所要時間：約5分
• 検査結果約2週間後

子宮頚がんの検査です。
婦人科内診台にお乗りいただいた後に、クスコ式膣鏡を用いて子宮頚部を観察しながら、専用のブラシでこすり、細胞を採取します。痛みはありません。
検査自体は数十秒で終了します。HPV感染検査も同時に行うことができます。採取した細胞を処理し、診断します。結果が出るまでに約2週間かかります。基本的にはご来院いただき、直接結果をご説明いたします。

子宮内膜細胞診

• 子宮体がん検査
• 所要時間：約5分
• 検査結果約2週間後

子宮体がんの検査です。
子宮の中に専用の細い器具を入れ、子宮内腔の細胞を採取します。少し痛みがあり、わずかに出血することがあります。子宮の変形などで検査が難しい方もいらっしゃいます。検査自体は数十秒で終了します。
採取した細胞を処理し、診断します。結果が出るまでに約2週間かかります。基本的にはご来院いただき、直接結果をご説明いたします。

子宮超音波（エコー）

• 子宮体部・卵巣のチェック
• 所要時間：約5分
• 検査後すぐに結果説明可

専用のプローベを膣内に挿入し、子宮の奥（体部）や卵巣を観察します。
子宮内の病変や、子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣嚢腫などの有無を調べます。
下からの観察が難しい場合は、腹部からのエコーも可能です。

ヒトパピローマウイルス検査

子宮頚がんの原因である、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染の有無を調べます。検診では頚がん細胞診と同時に行うことができます。HPVにはハイリスク型と言われる、頚がんになりやすいタイプがあり、そのタイプに感染しているかどうかなどを調べます。

コルポ組織検査

• 子宮頚がんの精密検査
• 所要時間：約20分
• 検査結果は約2週間後

子宮頚部の細胞診で精密検査を指摘された場合に行う検査です。
コルポスコピーというカメラで観察し、細胞異型があると思われる部位を狙い、生検します。生検とは専用の鉗子という器具で組織をつまんで採取することです。採取後出血防止のための処置を行います。

検査は20分程ですが、出血の具合で時間が延びることもありますので、お時間には余裕をもっていらしてください。受診時に検査ができるよう心掛けますが、月経中や月経直前、ご予約が立て込んでいる場合などは後日のご予約をお取りします。